Home>>【開業前に】開業地・物件>>医療施設コンサルタント直伝! 開業地の選び方①
初村 慶章
日本医療ビジネス株式会社

医療施設コンサルタント直伝! 開業地の選び方
① 開業までの全体像を把握しよう

開業を考え始めてから実際に開業するまで

ドクターが開業を考え始めてから実際に開業するまでの流れは、一般的に次のような流れになります。




それでは、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

開業を考え始める 【開業の1年半~2年前】

ここがポイント:クリニックでの修行(実地体験)で判る開業医のノウハウ

ご自分の年齢と将来の人生設計をベースに開業について考えをまとめる時期です。ご家族や親しい方と相談したり、信頼できる先輩医師との情報交換をしたりしながらご自分の気持の整理をして、開業医としての生涯プランを作りましょう。
ご自分の標榜予定科目と同科目の先輩のクリニックで修業させてもらう機会があれば良い経験となり、開業医としての自信も芽生えてくることでしょう。

開業の時期と場所を検討する 【開業の1年前】

ここがポイント:退職時期を考えて辞意を伝えるタイミングを決めましょう

勤務先の病院を退職して開業するのに最も適した時期を検討します。開業場所の検討も早めに行う必要があります(詳しくは次回以降に解説していきます)。医療連携を目指して勤務先とは円満な形の退職を行いましょう。そのためには後任者が決まるまで十分な期間がある段階で、上司に辞意を伝えることが大事です。3月末や9月末が年度替わりの時期に合わせた退職のタイミングですが、必ずしも開業時期と一致しないこともあります。その場合は一時的にアルバイト医として生活費を稼ぐ一方で、医療機器の検討やスタッフ採用活動などの開業準備を行いましょう。

開業支援のアドバイザーを選ぶ 【開業の1年前】

ここがポイント:自分と波長が合う信頼できるベストアドバイザーを見つける

勤務しながらドクター自らが、単独で開業のための調査や相談を進めることはなかなか難しいのが現実です。また開業には不動産や建築、開業資金や融資相談など専門的な知識が必要な事項も多いため、いろいろ相談を受けてくれて、的確なアドバイスをしてくれるプロフェッショナルが必要不可欠です。開業コンサルティングを行う会社やコンサルタントの中から、ご自分と波長の合う最も信頼できる相手をベストアドバイザーに選びましょう。

次回は、クリニック開業を成功させるための開業候補地の選定ポイントを紹介していきます。

アドバイザー情報


日本医療ビジネス株式会社
初村 慶章(ハツムラ ヨシノリ)

大手ハウスメーカー在籍中は、営業戦略の立案、営業手法・ソフトの開発、テナント誘致支援業務、医療介護等の分野別営業スキルの開発などに従事。 その後、退社し、日本医療ビジネス株式会社を設立し、代表取締役就任。医療・介護施設開発コンサルティング事業を主力に置き、 診療権調査や医院開業支援業務などに取り組み、現在に至る開業物件のプロフェッショナル。

アドバイザーに質問する・相談する