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鈴木 慎一
株式会社エム・クレド 代表取締役

医業コンサルタントのすべて
(3)良いコンサルタントは業者を手配するだけではない

開業時には様々なタスクが

前回に引き続き、開業コンサルタントを活用する有益性について、開業準備にまつわる工程(タスク)管理に焦点をあてたい。

開業物件が決定するのと同時に、いつ開院するのかが自ずと見えてくるわけだが、その日に照準を合わせ様々なタスクをムダなく、そしてモレなく事にあたっていかなければならない。 今はネットや書籍などを見れば、開業までのタスク工程には、どのようなことがあり、どのようなことをしなければならないのかと知ることはできる。
だがしかし、開業経験のない医師自らがあらゆる業者を手配し、工程に則って進めていくには非常に労力がかかり、精神的にも苦痛を伴うことだろう。 そんな時に重宝したいのが、コンサルタントだ。

 

 

すべてのタスクとスケジュールを管理

例えば自宅を建てる場合にも、綿密な設計計画を企てることで、一連の工程がスムーズに運んでいく。そして、窓口の設計者や建築家に依頼したとしても実際に工事作業を行うのは、建具屋や水道・電気工事業者、さらには左官屋と、様々な専門業者が関与して決められたスケジュール通りに一つの形にしていくのだ。
そして、重要な機能として現場監督がいる。 どんなに精密な設計図を持っていたとしても、やはり現場調整が必要な場面が出てくる。

それと同様、クリニック開業にも開業までのスケジュール構成がある。
全体工程を管理チェックしながら業者間の横の連携をスムーズに運び、開院日という期日を絶対遵守する管理が必要だ。 それは、事業計画から始まり資金調達、建築設計や医療機器選定、スタッフ採用、広告戦略など多岐にわたる。 それぞれを、どのタイミングで動き出し、リンクさせていけるかで、効率よくコマを回すことができるのだ。
つまり、旗振りする機能が必要とされる。 その点はコンサルタントに担ってもらえば良い。
但し、全体工程を管理し調整役となるには、必ずと言って良い程、各タスクの打合せなどにコンサルタントが参加する必要がある。 でなければ全体を把握できない。

注意して頂きたいのは、手配だけして後は業者任せのコンサルタントもいるので、信用して任せられるコンサルタントをパートナーとすることだ。

アドバイザー情報


株式会社エム・クレド 代表取締役
鈴木 慎一(スズキ シンイチ)

長年、大手医療モール開発会社で医師の開業に携わってきた経験を活かし、現在は同社で、独自のマーケティング手法を用いて医療モールの開発と医師の開業支援に従事している。また、リース会社への出向経験もあることから、資金調達にも強い。物件選定から資金調達、開業に至るまでの諸準備をオールマイティに支援し、開業の相談に応じている。

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