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小宮 祐司
株式会社東広 営業第3グループ

開業時の効果的な広告宣伝費の使い方

開業時の広告には優先順位を

近年、不況が続き10年前に比べ開業時に使う広告宣伝費が少なくなっているのを実感します。
我々、広告代理店が開業時にお手伝いさせて頂く項目として、電柱広告、駅看板、壁面広告、医院の敷地内に設置する自宅看板等の屋外広告物と、院内リーフレット、開院告知の新聞折込広告、診察券や名刺等の印刷物や求人広告等を御提案させて頂いておりますが、開業時の予算によってはこれら全てに広告を出していくことは難しいこともあるかと思います。
予算が限られている場合は広告に優先順位をつけ、最も効果的な広告から実施することが大切です。
そこで、ここ数年来に於いて私が開業に携わった際のドクターが広告宣伝費をどの様に使っているかの傾向と注意する点をお話し致します。

 

開業時外せない広告

① 電柱広告・駅看板
10年以上前は先の項目に挙げた全ての広告を携わらせて頂く事が多々あり屋外広告に於いては電柱広告に平均30~50本程出されていました。しかし、ここ数年で掲出が随分と少なくなってきました。
原因として、街の景観美化・道路拡幅等による抜柱(地中化)などの影響により電柱の柱自体が年々減少しお客様の希望の場所に掲出できないという環境的変化による要因やインターネット普及による広告選択肢の変化による要因が重なったことが挙げられます。

ウェブサイトで地図を見て初めて来院される方でも地図を見るのが苦手な方もなかにはいらして、そんな時は電柱広告が道しるべとして役立つのですがそこまで手が回らないというドクターも増えているようです。

また駅看板も最寄りの駅に以前は当たり前の様に出していましたが経費削減の為少なくなりました。しかし、電柱広告も駅看板も強制視認性と反復性が高く、視覚の点から必要と思います。私がお手伝いするドクターにはこれらをお勧めしています。

② 自院の看板
医院名や診察時間等を記した自宅看板は製作及び設置費で費用がかさむものですがこればかりは医院の顔なわけですから何もつけないわけにはいきません。看板もピン切りで、材質によっては雨風にさらされても長持ちする物もあればそうでないものもあります。
見積りを数社からとり、一般的な会社の見積りに比べ半値の金額を提示した業者に頼んでみたものの、たいして年数がたっていないにも関わらず故障してしまい、修理の依頼が弊社にきてしまった事がありました。取りつけたらそれっきりという業者もなかにはいるようなので、どうしても料金に目がいってしまうこともわかりますが、材質やアフターフォローはどうなのかまで確認することをお勧めします。

③ 開院告知のチラシ
次に印刷物に関して最近目につくのは地域住民に対しての開院及び内覧会のお知らせの新聞折込のチラシやポスティングをしないドクターがたまにみられます。
口コミで充分という事がやらない理由なのかも知れません。広告屋の私が言うのも変ですが、確かに一番の患者さん集客は口コミでありこれに勝るものはないと思っています。だからこそまず、地域住民の方々に開院の告知を広め認知させる事が重要です。
この開院告知のチラシやポスティングは最初の1回しか打てないのでとても大切です。

開院後3カ月程して、思った程患者さんの入りが悪いので何とか宣伝を打つ案は無いかと相談を受ける事があります。予算ありきの開業ではありますが後から出来る広告と出来ない広告もありますので、ある程度の広告宣伝費は必要不可欠です。


アドバイザー情報


株式会社東広 営業第3グループ
小宮 祐司(コミヤ ユウジ)

電柱広告を中心に展開する広告会社で10年以上のキャリアをもつ広告営業マン。
現在は電柱広告部門を担当。医療業界の新規開業にあたっては、看板・印刷物などの
広告関係全般のサポートを行っている。

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