Home>>【開業前に】事業計画/資金調達>>最初が肝心。失敗しないリース会社の活用法②
杉山 正徳
株式会社日医リース 東京支店次長

最初が肝心。失敗しないリース会社の活用法
②リースのメリット、デメリット

リース物件を守る動産総合保険とは?

リース会社は、リース期間中の偶発的な事故が起きた場合に備えて、原則としてリース物件に対して『動産総合保険』を付保しております。
先生方の付保手続きは必要なく、お手間とはなりません。

①対象となる主な事故・損害の事例
以下のようなケースが原則保険支払いの対象となります。
・火災
・落雷
・破裂、爆発
・破損
・盗難
・雪害、風害
・いたずら、破壊行為
・車両の接触、衝突
・台風、暴風雨等による洪水、高潮、土砂崩れ等の水災(特約で担保)

【具体的な例】
□患者様の起因により、医療機器が転倒し破損
□処置室に機器を移動中に誤って柱にぶつかり破損
□自医院直上の階のテナント給排水の水漏れにより医療機器が浸水し破損

②対象とならない主な事故・損害の事例
以下のケースでは、原則保険支払いの対象とはなりません。
・物件の使用者及び管理者の故意または重過失による損害
・自然の消耗、さび、かび、変質、変色、虫食いなどによる破損
・物件の瑕疵による損害
・修理、清掃などの作業場の事故による損害
・詐欺、横領、紛失、置き忘れによる損害
・地震、噴火、津波による損害
・戦争、暴動、変乱に起因する損害
・放射能汚染による損害
・公権力の行使による損害
・原因の如何を問わず日本国外で発生した事故に起因する損害
・電気的、機械的な事故による損害

【具体的な例】
□通常に使用していたレセプトコンピューターのプリンターが動かなくなってしまった。
□内視鏡洗浄作業中に破損してしまった
□地震による津波水災事故


③保険金額はリース物件の時価相当額です。
・リース契約開始時には物件価額の全額をカバーしています。その後の保険金額は、使用による損耗等を考慮し、経過期間に応じて減額されます。修理費用のお支払もこの金額の範囲内になります。

・リース契約が開始された時点から保険期間が始まり、リース期間が満了した時、または解約等により中断した時点で終了します。 尚、原則再リース期間中は付保されておりません。

・保険事故が発生した場合は、リース会社担当者に速やかにご相談下さい。

ここまで、一般的なファイナンスリースに関するご説明をさせていただきました。
リースには、さまざまなバリエーションがありますので、次回は主なリース商品と割賦販売についてお話させていただこうと思います。


アドバイザー情報


株式会社日医リース 東京支店次長
杉山 正徳(スギヤマ マサノリ)

社団法人 日本医業経営コンサルタント協会 認定登録 医業経営コンサルタント登録番号第4969号認定の医業経営コンサルタント。
医療専門リース会社で培った経験を元に各種セミナー講演や資金調達のご相談をさせていただいております。各診療所のニーズにあったファイナンスプランのご提案を心掛けております。

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