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初村 慶章
日本医療ビジネス株式会社

間違いない! 最適な開業物件探しの三箇条

開業の成功の第一歩「物件選び」

開業の成功のために大切な「物件探し」。ポイントを押さえて取り組むか否かが、成功の分かれ道になります。
では、どんなポイントを押さえればいいのかというと、 その物件が先生のご予定しているの標榜診療科目に最適な「ロケーション」「立地」「規模」「診療圏」であるかどうかです。

では、何が「最適」なのかは理解していますか? そこで、知っておきたいのが開業における「天の利・地の利・人の利を知る」ということ。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。

 

その1「天の利」(開業する時期タイミング)を知る

開業は、少なくとも20年間は経営しないと意味がありません。なぜなら、開業には大きな開業資金がかかるからです。 その為の借入金の返済や設備の償却を考慮すると、なるべく長期間開業医を続けてもらう必要が出てくるのです。 例えば70歳迄開業医を続けるならば、遅くとも「50才」になる迄に独立開業しなければなりません。

しかし、先生の勤務先の事情によって、退職時期即ち開業時期が左右されることも多々あります。 勤務先に退職を申し出るタイミングは、後任の先生の募集期間が十分あるようにすることが不可欠です。

具体的にいうと、概ね「退職日の半年前~1年前迄」が目安。後任者との引継を十分な期間設けて行うことで、患者様や病院スタッフの混乱を避けることができます。 そして、退職後の医療連携を見据えて、元の病院と良い関係を続けるためにも、円満な状況での退職をしておきたいものです。

 

その2「地の利」(開業に最適な場所)を知る

開業候補物件を見つけたら、その場所の調査を徹底的に行いましょう。主なチェック項目には二つのポイントがあります。
一つは、「ロケーション」「立地」「形状」「交通」「道路付」「通行量」などの土地の環境に関する項目。
そしてもう一つは「構造」「階層」「専有面積」「階高」「設備」などの建物条件に関する項目です。

診療科目によって各々の条件の評価基準が異なります。標榜科目に合わせた調査と分析も重要となってきます。 調査にはどうしても専門的な知識と経験が必要なため、自分の力だけで行うのには限界があるかもしれません。
いずれにせよ、開業の適否を客観的に判断しておくことも大切です。

 

その3「人の利」(来患見込数)を知る

来患見込数を算出方法は、開業候補地の想定診療圏エリア内の居住人口・世帯数を基本データとして、 競合医院の状況とその影響を反映した調査と分析を徹底的に実施することで可能となります。
ただし、診療科目によって対象となる患者様の性別・年齢層などが異なりますので、単純にはいきません。 競合医院を例にとっても、院長の高齢化や表面的な標榜科目と実際の診療科目が異なる場合も多数見受けられます。さらに深い実地調査を実施する必要があるでしょう。

課題が多いと嘆くようであれば業者に頼むのも吉。一般には流通していないオリジナルの優良開業物件を紹介してもらえることもあります。業者と一緒に物件を探してみるのもひとつの方法です。

 

アドバイザー情報


日本医療ビジネス株式会社
初村 慶章(ハツムラ ヨシノリ)

大手ハウスメーカー在籍中は、営業戦略の立案、営業手法・ソフトの開発、テナント誘致支援業務、医療介護等の分野別営業スキルの開発などに従事。 その後、退社し、日本医療ビジネス株式会社を設立し、代表取締役就任。医療・介護施設開発コンサルティング事業を主力に置き、 診療権調査や医院開業支援業務などに取り組み、現在に至る開業物件のプロフェッショナル。

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