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三嶋 理佐
株式会社AIPコンサルタンツ

理想のスタッフ採用の為に~人材紹介会社の上手な活用法

人材紹介会社を利用する医療機関は増加傾向

「人材を採りたいんだけど、どこかに良い人いない?」というご相談を頂きます。

人材を求める医院が多い中、人材紹介会社を利用する医療機関が増えてきたと言われます。人材を募集する方法は様々ありますが、実際に人材紹介会社の利用状況はどのようになっているのでしょうか。
今回はそれらのデータや利用するときのポイントをご紹介します。


有料の採用手法では最多

 

病院を対象に実施した「看護師採用活動に関するアンケート調査」によると、過去1年の中途採用活動(有料)で人材紹介会社を利用した割合は、48%に上ったことが明らかになりました。 (図1)
また、採用費用の年間平均額は163万円となり、人材会社の成功報酬などで膨らんでいる傾向です。

担当者に包み隠さず話しましょう

どの医療機関でも、自院の診療内容や雰囲気、人間関係などをすべて理解して長く働いてもらいたいと考えています。しかし、看護師の離職率は高いのが実情です。
看護師常勤の紹介を受け採用する場合、年収の20%を成功報酬として払うのが一般的です。多額な費用がかかります。 せっかくの多額の費用をかけるのですから、医療機関の経営者は、人材紹介会社の担当者としっかり話し合うことが大切です。

人材紹介会社に対し「明るく活発な人」といった漠然としたものではなく、「○○ができる人」「うちはこのような雰囲気」という具体的なものを人材紹介会社の担当者に包み隠さず話すほうが良いでしょう。また、職員の年齢構成といった求人情報に記載していないことも伝えた方が、応募者にとって分かりやすいのではないでしょうか。

人材紹介会社をよく利用されるA先生によれば、紹介会社のサービスにはそれほど差はなく、担当者との意思疎通が重要とのことです。

育成・指導するのは経営者の役目

人材紹介会社に丸投げすると、トラブルのもとになりますので、要注意です。
人材紹介会社は、ニーズに多くマッチした人を紹介するためのフィルターを通してくれます。しかし、最後に採用を決断し、育成・指導するのは経営者の役目になります。真剣に面接しましょう。

これらを参考にされながら、より貴院にあった人材が採用できることを願っています。



参考文献 「クリニックばんぶう」2011.10月号

アドバイザー情報


株式会社AIPコンサルタンツ
三嶋 理佐(ミシマ リサ)

明治学院大学卒業。現在は、株式会社AIPコンサルタンツ コンサルタント事業部 医療チームチームリーダー及び(社)日本医業経営コンサルタント協会神奈川県支部理事兼事務局も担当。主なコンサルティング分野は、人材教育。経営者の方々がいつもお悩みの「人」の問題を少しでも軽減し、皆笑顔で過ごして下さることを目指し、日々奮闘中。

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