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鈴木 慎一
株式会社エム・クレド 代表取締役

開業ベストパートナー「薬局」の力
③ 物件選定前に知ってほしい3つのこと

物件、場所にとらわれすぎていないか?

開業において前提になることは「物件」「場所」をどうするかである。

物件についての情報は多種多様な媒体を通じて得ることが可能であるが、意外にも盲点がある。開業セミナーに参加されている医師の方々と話していく中で、明白になった。


それは、希望する開業物件エリアは決定しているものの、現段階で薬をどうするのかまでは考えていない医師がほとんどであるということだ。

「まずは開業場所を決めておきたい」と思うのも理解できるが、開業準備が進むにつれて、薬・薬局をどうするかは大きな問題となってしまう。注意してほしい。

物件選定前に知っておくべきこと


① 決めていますか? 院内処方、院外処方
どちらを選ぶかで、設計、資金、戦略などが変わってくる。院内処方は在庫スペースが必要であるし、院外処方なら周辺の調剤薬局の存在を考慮して物件を選定しなくてはならないだろう。この点を見落として開業計画を進めてしまうケースもあるので、注意したい。

② 内科以外の科目なら・・・調剤薬局の同時出店はほぼない
内科系以外の新規開業の場合は、調剤薬局の同時出店は望めないだろう。その点においては、複数の医療機関や薬局が集まる医療モールでの開業、ドラッグストアに隣接するテナント物件などを検討するのもいい方法だろう。

③ 薬局経営者が提案する物件も候補のひとつ
薬局経営者が、開業を希望する医師に開業物件を提案するケースもある。中でも、特に医療モール物件は他科目の入居状況を確認することを忘れずに。既に他科目が盛業していると、金融機関からの借入においても信用度合として有利に働くことがある。

薬局経営者と言っても相手を見極めいないといけない。ポイントは次の通りだ。

□開業支援を行っている薬局企業
診薬連携など開業後にもよい関係を保有できるので良好なパートナーと言えるだろう
□ノウハウ・経験が豊富な薬局企業
法的にはナイーブな面もある医療機関と保険薬局であるが、しっかりと連携することで、質の良い医療サービスが可能となる。患者にとっては有益なことなので上手に取り組んでいきたい

アドバイザー情報


株式会社エム・クレド 代表取締役
鈴木 慎一(スズキ シンイチ)

長年、大手医療モール開発会社で医師の開業に携わってきた経験を活かし、現在は同社で、独自のマーケティング手法を用いて医療モールの開発と医師の開業支援に従事している。また、リース会社への出向経験もあることから、資金調達にも強い。物件選定から資金調達、開業に至るまでの諸準備をオールマイティに支援し、開業の相談に応じている。

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