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沖 秀史
株式会社USEN 放送企画本部長

BGMでクリスマスとお正月を演出
季節を感じることで豊かな時間を

四季を感じることで患者様の心に潤いを

前回のコラムでは、快適な院内環境を作るための「BGMの効果」をご紹介しました。
今回はその中の「イメージ効果=BGMが人に与える“イメージ・印象”による効果」を使った、今の季節ならではの演出についてお話ししたいと思います。


四季の美しい日本では、人は古くから季節の移ろいを感じることを大切にし、それが生活に豊かさや喜びを添えてきました。
しかし、病院や医療関連施設で長期間生活をされている方などにとっては、季節を感じる機会も少なくなりがちです。四季折々の花や写真・絵画などを飾り、院内にいながら患者様に季節を感じていただく工夫をされている病院や医療関連施設も多数見受けられますが、その演出にもBGMは効果を発揮します。

クリスマスソングは最も季節を意識させるBGM


前回のコラムで述べましたが、クリスマスソングのメロディが流れ始めると、「もうすぐクリスマスだ」と意識しますね。これは最もわかりやすいBGM(音楽)のイメージ効果の一つだといえます。BGMでさりげなく季節を感じ、豊かな気持ちになっていただけると素晴らしいですね。

実際に、医療関連施設の老人ホームや子どものための施設では特に喜ばれているようです。お年寄りの方にとっては、季節の音楽は幼い頃など長期記憶への刺激・回想への導入を促し、脳を活性化させ、また仲間とのコミュニケーションを生むこともあります。イベントの時間、あるいはBGMとして、取り入れてみてください。 また、クリスマスの後のお正月も、お琴の音色が聴こえるととても雅やかな気持ちになれるものです。


大切なのは患者様に必要なBGM演出

このように、BGMによるクリスマスやお正月といった季節の演出はぜひ取り入れていただきたいと思いますが、一つだけ気に留めていただきたいことがあります。それは「同質の原理=聴き手がどのような音楽を求めているのかを考えること」です。

多くの患者様にとっては素敵なプレゼントとなるクリスマスやお正月のBGMも、中には「そんなBGMは聴きたくもない」というお気持ちの方もいらっしゃるかも知れません。受付や共有スペースにだけ流したり、病棟によって流し分けたりすることで、院内環境を適切に整えることをおすすめします。

アドバイザー情報


株式会社USEN 放送企画本部長
沖 秀史(オキ ヒデシ)

1964年生まれ。関西大学卒業後、株式会社USENに入社。
CM制作ディレクター~洋楽~邦楽番組制作ディレクターを経て、現在USEN音楽放送の番組編成と制作を統括。
自社の音楽放送のみならず様々な媒体で、アーティストが創り出す素晴らしい音楽が持つ奥深さを丁寧に紹介していくことを使命として、 日々の仕事に取り組んでいる。

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