Home>>【開業後に】その他>>開業医としての保険選びのポイント③ 生命保険
石川 辰雄
医業経営コンサルタント・国際上級ファイナンシャルプランナー

開業医としての保険選びのポイント③ 生命保険

これまでの生命保険では家族は守れない!?

開業医になるということは個人事業主となることですので、個人で加入すべき生命保険は全く異なります。異なるというのは金額が大きくなるということです。

勤務医時代は社会保険でしたが、厚生年金や共済年金は国民年金となり、組合健康保険や共済保険は医師国保に変わります。このことが意味するのは、今まであった勤務先の保障が無くなり、個人で対応すべきリスク量が増えたことです。

まず、年金には遺族年金や介護年金、老齢年金と3つの制度が含まれます。国民年金加入者となったことで老後の年金は大きく目減りすることは想像つきますが、意外と遺族年金や介護年金保障が目減りしていることには気がつかないことが多いようです。

所得や子供の数、年齢にもよりますが、単純に「これまで国が掛けてくれていた3千万の生命保険がゼロになる」のと同じ状態が開業時点なのです。勿論ですがこれまでの生命保険では家族を守れない状態が発生しており、見直しが必要となります。ましてや開業資金借入れ時に保険証券を金融機関に担保提供している場合は家族への保障がゼロになっているかも知れませんので、現在状態把握が急務です。

また、医療保障分野でも同じ状態が発生しています。社会保険での傷病手当制度は「標準報酬の2/3を1年半」補償してくれるものでかなり手厚いと言えます。しかし医師国保での傷病手当制度は日額5000円を730日や日額15000円を300日など(都道府県で異なります)、これまでの数分の1に縮小しているのが開業時点です。

今までの医療保険や入院特約を前述の休業補償保険と合わせて見直しをお薦めします。生命保険、医療保険いずれも開業医の置かれた環境に詳しい専門家(保険コンサルタントやファイナンシャルプランナー)に相談されることをお薦めします。


 

アドバイザー情報


医業経営コンサルタント・国際上級ファイナンシャルプランナー
石川 辰雄(イシカワ タツオ)

保険業界20年。開業医専門。医業経営コンサルタント資格、CFP(国際上級ファイナンシャルプランナー)資格保有し、 外資系保険会社に勤務。
2013年度MDRT会員(世界の保険・金融サービスのトップクラスで構成する組織)。 開業から法人化、継承リタイヤ、 相続までと幅広くご支援させて頂いております。

アドバイザーに質問する・相談する